や行
焼印銘やきいんめい木地師・指物師が作品に入れる銘。
焼漆やきうるし生漆に弁柄を混ぜて焼いた漆。
焼金やきがね純金のこと。
焼付やきつけ高温で熱すると硬化する漆の特性を利用し、 炭火等で金属面に漆を定着させる技法。
夜光貝やこうがいリュウテンサザエ科の巻き貝。屋久島から産し、屋久貝ともいう。厚貝として使用する。
矢立やたて 携帯用の筆記用具。筆を納める筆筒と墨をしみ込ませた綿やもぐさを納める墨壺からなる。 金属製が多いが、木製漆塗もある。また筆筒と墨壺が一体になったもの、
矢筒やづつ矢を入れる筒状の容器。
矢屏風やびょうぶ矢を飾るための屏風状に矢を立てる台。
闇蒔絵やみまきえ黒蒔絵のこと。
友治上げゆうじあげ永田友治の作品に見られるもので、錫粉を使って高上げすること。
友治粉ゆうじふん錫粉の別称。
湯桶ゆとう湯を注ぐための道具。食膳用のものと、洗面・化粧用の大型のものがある。
夜桜蒔絵よざくらまきえ 黒蒔絵の作品で、桜を描いたものを、特にこう呼ぶ。棗や香合、印籠などに見られる。

2005年11月22日 UP
2008年 1月 1日 更新